私が日々の臨床を通じて実感として、つくづく感じているインプラントの本当の価値とは、「口の崩壊をくい止める手段」としての価値です。

歯はそもそも28本あり、咬む力を支えています。年齢と共に歯の数が減るのは歯周病や虫歯が原因といわれていますが、現実的に歯がダメになる一番の原因は、 咬む力を支えるだけの歯の数が無いところに、歯周病が進行することによって、骨が急速に喪失するからと考えられています。

残っている歯が無くなった歯の負担をしている

歯周病が進行しているケースでも、歯の数が28本そろっている場合は、適切な治療によって、かなり長期に歯を維持することが可能です。 しかし、大臼歯や小臼歯による左右の噛み合わせが、歯の数の減少によって、しっかりしていない場合は、残っている歯がその負担をして、だんだん悪くなり、抜歯することになる場合が多いのです。

例えば家の柱を考えてみた時、28本の柱が必要な設計に対して柱が10本しかない場合には、やはり無理があり、地震があれば倒壊してしまいますし、屋根に雪が積もると倒れます。

人の歯も同じように、28本ある歯が少なくなっている場合、残っている歯が無くなった歯の負担をしている訳で、無理があるのです。 これを根本的に解決するのは取り外しの義歯 では不可能で、骨で咬む力を支持するインプラント以外には方法がないと思われます。

しんぷく歯科でも歯が無くなってしまった奥歯の部分に、がっちりと動かないインプラントを植立し、人工の歯で咬む力を支えることにより、ぐらぐらしていた他の歯の動揺まで改善されたケースは多数あります。

●インプラントとは?

●インプラント治療の流れ

●骨が少ない方へのインプラント治療